天幕とは?素材の特徴とテント生地の選び方

  • 2020年8月28日
  • 2024年10月31日
  • 天幕

こんにちは、HowtoTENTです。

天幕を検討している人
「天幕について知りたいけど、生地の素材や特徴に差はあるのかな。そもそも、テントと天幕の違いってなんだろう?天幕からテントを選ぶなら、どうやって選ぶべきなのか知りたい。テントの天幕のみを買いたいけど、どこから買えばいいのか分からない…。」こういった悩みをお持ちの方にお答えします。

そもそも天幕とは…?

テント(英: Tent )または天幕(てんまく)は、木や金属の骨組みと布地などからなる住宅である[1]。その歴史は古く、旧約聖書の出エジプト記などにも、儀式や居住のために天幕を設営する描写がみられる。
出典:wikipedia

上記から分かるように、テントと天幕は同義とされていますが、テントの天井部分・サンシェードのような日よけ設備も天幕と呼ぶことがあり、身近なものと思いつつ意味合いの難しいキーワードのような気がします。

今回は天幕とはどういったものか?以下のポイントについてまとめています。

・天幕の素材とその特徴
・天幕からテントを選ぶ方法
・テントの天幕のみ変えるメリット

天幕は生地の種類やテントによって特徴が異なりますし、「どのように選べばいいのか分からない…」と迷ってしまいますよね。

そのため、今回は天幕について詳しくリサーチし、素材・テントの選び方や天幕のみの購入に役立つサイトの情報をまとめてご紹介したいと思います。

天幕とは?素材の特徴について解説

テントの天幕をはじめとして、住居に設置するサンシェードのような天幕の多くには「ポリエステル」素材のものが使用されています。ポリエステルにもいくつか種類がありますが、一括に「ポリエステル」とされることが多いようです。

そのため、今回は最も使用されているポリエステル素材の特徴ついてテントの例もあげてご紹介いたします。

ポリエステル(ポリエステル100%の生地素材)

軽量で扱いやすい
紫外線に対する耐久性
吸湿性が低く防水性能が高い
シワなどがつきにくい
最もポピュラーな天幕の生地素材で、アウトドアに使用するテントやイベント用の大型テントはポリエステル製の天幕が使用されています。

ポリエステル繊維+塩化ビニール

こちらは製造工程によって、「ポリエステル帆布」・「ターポリン」の2つに分けられます。
・ポリエステル帆布
頑丈で摩擦に強く傷がつきにくい
紫外線が原因の劣化に強い
完全防水・防汚性能にすぐれている
※耐久性がある分、重量が大きくなってしまいがち
昔ながらの運動会で使用するパイプテント、トラックの荷台などにかけるカバーシート、大型倉庫用テントに使用されている天幕生地が該当します。
・ターポリン
軽量で扱いやすい
防水・防汚性にすぐれている
摩擦に弱いため、傷つきやすい

他の生地より慎重な取り扱いが必要ですが、ご家庭やアウトドアで使用する簡易テント、格安でのデザインプリントに最適な生地素材です。

天幕素材の一覧と特徴

「ポリエステル以外の天幕素材を知りたい!」という方のために、下記に一覧と特徴をまとめました。

・ポリエステル:水や汚れに強い+紫外線などで劣化しにくい
・ポリウレタン:水に強い+紫外線や温度差の影響で劣化しやすい
・コットン:紫外線に強いが、吸湿性が高いので重くなりやすい
・ポリコットン:ポリエステルとコットンのハイブリッド。熱に強く水にも強い

天幕素材にもさまざまな種類と特徴があります。テントやサンシェードとして天幕を検討されている方は、素材の特徴に一度目を向けていただければと思います。

テントの天幕は設置環境にあった素材を選ぶべき

さきほどご紹介した天幕素材と特徴のとおり、それぞれの素材に適した使用条件や環境があります。
天幕を買い替えるのなら、使い勝手の良いものを選びたいところ。

テントを想定した天幕の選び方の例をあげてみましたので、参考にしてみてください。

・長期間使用の常設向けテント
→ポリエステル帆布の天幕
・短期使用の簡易テント
→ポリエステル天幕+ワンタッチタープテント
・グランピングにピッタリなテント
→ポリコットン天幕のキャンプ用テント

「天幕の素材が違うだけで、そんなに変わらないだろう…」と思われるかもしれません。しかし、使用や環境に不適切な天幕ではテントの耐久性を損なってしまい、最悪の場合事故につながる可能性も考えられます。
こういった事にならないためにも、素材の特徴を活かせるかどうか事前に使用環境についても十分に検討しておきましょう。

また、ほかの記事では運動会などで使用するテントについてまとめています。
学校関係者の方は、宜しければ下記の記事も一読いただければと思います。

パイプテントは古い!?学校用テントの最新事情【簡単がトレンド】

テント天幕のみの買い替えがお得な理由

フレーム部分は取り扱いを間違えなければ10年近く長持ちで使用することが出来ますが、天幕は傷つきますし汚れや雨漏りなどの劣化、使用するたびに紫外線の影響を受けざるを得ません。

種類や素材によって差はありますが、テントの天幕は使用していれば徐々に劣化してしまいますし、テント全体の買い替えにはかなりのコストがかかってしまう…。
そんなときには、テントの天幕のみを購入をご提案しています。

天幕のみ購入するメリットは…

・テント全体の買い替えより格安
・テントの寿命を延ばす
・緊急時の予備天幕として使用出来る

といったところです。

天幕の買い替えにぴったりなのが、アイテント
お客様ご希望のタープテントの天幕製作を行っており、有名メーカーのテントに互換性のある天幕をシンプルデザインからオリジナルデザインのプリントまで対応しています。

予備や新しいデザインの天幕をお考えなら、一度アイテントの天幕をご検討ください。天幕のみの買い替えで済めばコストは抑えられますし、大切に扱えばその後も引き続きテントを使用することが出来ますよ。

とはいえ、「天幕の劣化は対策の仕様がない…」とお困りの方もいらっしゃるかと思います。簡単なメンテナンス方法を下記にまとめていますので、参考にしていただければ幸いです。

・天幕の汚れを拭き取る
・雨天の使用後に十分に乾かす

天幕が地面を擦ってしまわない限り汚れないと思われがちですが、花粉や枯れ葉、砂埃など目に見えにくい汚れがついていることも。頻繁に使用した後などには、定期的に天幕の表面チェックをして汚れを拭き取りましょう。

また、水分が付着していると天幕の劣化に繋がります。日陰でテントを少し広げて、十分に乾燥させてから収納しましょう。汚れと水分の両方が残っていると、カビなどの原因になりますからご注意ください。

こういった簡単なメンテナンスだけでも天幕の劣化を抑え、長くご使用いただけるはずです。

テント天幕の販売についてはこちら

まとめ

本記事では天幕の素材、特徴やその選び方、
天幕単体を購入するメリットについてまとめました。

今回の重要なポイントを簡潔にまとめると…

・天幕は素材によって特徴が異なる
・設営環境に適した天幕選びが重要
・天幕のみ買い替えがリーズナブル

ということになります。

こちらの記事が天幕をご検討されている方のお役にたっていれば大変うれしいです。

記事を書いているHowtoTENTは、学校・イベント・レジャーで使う、簡易テント専門の情報サイトです。タープテント・簡易テントの紹介以外にも、テント使用者・検討者の疑問質問の回答、簡易テントに関連する、学校・イベント・レジャーのニュースなど様々な視点から情報を発信しています。

熱中症対策などでタープテント・簡易テントの導入を検討されている方や、その他ご不明点などがある方はぜひテント専門業者であるHowtoTENTまでお気軽にご相談ください。他社のテントに負けない、高品質で気軽なテントをお値打ちな価格でご紹介できます。

今後とHowtoTENTをよろしくお願いいたします。

今回の記事以外にも、役立つ情報を発信していますので、是非ご覧ください。

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