こんにちは、How-toテントです。
テント使用時の風対策について知りたい人
屋外用簡易テントは風対策をしなくてはいけないのかな?現状、対策していないけど強風が吹いたらテントは大丈夫だろうか。どうような対策をすれば風の影響を気にせずにテントを使用できるのかな。ついでに、事前に風を予測する便利なツールとかもあるなら一緒に教えてください。っという方の疑問に答えます。
結論、どのようなテントでも使用する際の風対策は必須です。
「大きいテントだし重たいから大丈夫。」っと思われるかもしれませんが、飛ばされてからでは手遅れです。このように、なぜ風対策をしなくてはいけないかを含め、今回の記事では、下記の内容を説明します。
テントを風対策する理由は「リスクマネージメント」です。
それでは、なぜテントの風対策を行うかと言うと、「安全対策とテントを壊さない」為です。テントを持っているけど風対策をしていない方がよくいますが、危険が伴うので対策はしっかり行いましょう。
テントの設営時に風が無い状態でも、風は急な気候の変化で、いつ吹き始めるかわかりません。テントが飛ばされ、建物を破損させたり、人にケガを負わせてしまえば、楽しいイベントが台無しなるでしょう。
実際に、ニュースや新聞などで、突風などの自然現象でテントが飛ばされてしまい、ケガをする事故が報道されています。
また、簡易テントはどのような種類も、形状の上で日差しや雨を防げても、風の影響を受けやすいです。
極端に安いテントでなければ、風が原因でフレームが折れるような事はまずありませんが、強風でテントが飛ばされてしまえば、頑丈なスチール素材のテントでも建物や地面に激突して、フレームがゆがんだり、折れたりします。テントの1張り分の値段は、決して安くないですよね。
このようにケガや破損をしてしまってからでは手遅れです。安全対策を行わないと危険な事故を起こす可能性があるのです。そのようなリスクが無いよう、テントの設置後は事前に重りなどを付けて、しっかり風対策を行っておく必要があるでしょう。
風対策方法と注意するポイントとは
風対策方法は、テントに重りやロープを付けるのが一般的ですね。テントの風対策は使用する場所や目的によっても変わってきます。
その為、テントの使用場所が一定であれば、鋳物タイプの重りを、使用場所が変動するのであれば、水タイプの重りがオススメです。
では、実際にどのような対策方法があるかタイプ別の注意するポイントも含めて説明します。
対策方法1:ロープとペグ(杭)
ロープとペグ(杭)を使用した対策方法は…。
まず、天幕にロープを結んで、ロープをしっかり引っ張ります。次に、ロープがしっかり伸びた所でペグ(杭)を地面に打ち込みます。
この際、引っ張ったロープの直線に対してペグを内側(直角)に打ち込むとがっちり固定されます。また、柱の足には穴が開いているのでそこにもペグを打ち込むとより安全に使用できるので、柱1本に対してペグは2本必要になると思っておきましょう。
注意するポイント
ロープとペグだけの対策では少し不十分です。実際に、ペグを打っていたのにテントが飛ばされた事例があります。
またロープとペグの対策方法では、地面が芝生や土の場合は使用できますが、コンクリートなどでは対策が行えません。その為、他の対策グッズとセットで行うと良い対策方法になります。
尚、ロープとペグはテント購入時にセットで付いているのが一般的です。その為、わざわざ買い足す必要ないでしょう。
対策方法2:鋳物タイプの重り
鋳物タイプの重りは、対策方法の中で一番テントが飛ばされない方法です。
一般的に10kg・20kg・30kgの重りが販売されており、テントの四つ角に取り付けておけば、よっぽど悪天候でない限り、まず飛ばされることはないでしょう。
また、柱1本に対して複数使うこともできるので、初めは価格の安い10kgから購入しておき、必要に応じて買い足してもいいですね。
注意するポイント
鋳物タイプの重りは、重量がある分持ち運びには適していません。学校内などの一定の場所で使うのであればとても良いのですが、テントをいろんな場所で使う場合は、その分荷物になります。その為、気軽に使うことが難しいでしょう。
また、初めにテントの四つ角分(4個)が必要になります。1個の価格が約7,000~18,000円するので、4個になると約28,000~72,000円になります。価格の面でも気軽に購入できないのが残念です。
一定内での使用がわかっており、金銭面に余裕があれば、鋳物タイプの重りは風対策に優れていのでオススメです。
対策方法3:水タイプの重り(かんたんウエイト)
水タイプの重りは、どの使用目的でも場所を問わず気軽に風邪対策が行えるので、人気の対策方法です。
ウエイトバックに水を入れる前は、軽くてかさばらないので、持ち運びが簡単です。その為、レジャー用テントの風対策から学校やイベントなどの大型テントまで使用されているのでしょう。
使用方法は、対策を行う時に水を入れてテントの柱(四つ角)に取り付けたら終わり、片付けも水を抜くだけなので簡単に風対策が行えます。4個セットでも価格帯がリーズナブルなのも、支持されている要因ですね。
注意するポイント
水タイプの重りは、水か確保できない場所では使用できません。余ほどの環境でない限り大丈夫だと思いますが、この風対策を行う場合、事前に水が確保できる場所か確認が必要になります。
また水タイプの重りは、ボトルタイプ式の物もありますが、運送や持ち運び上、かさばるのでオススメできません。ウエイトバック式一択です。
風対策商品の詳細が気になる方は下記をご覧ください。特に水タイプの重りがとてもリーズナブルです。よろしければ、ご参考にどうぞ。
その他の対策方法。対策商品とセットでやるべきこと
風対策と言えば、重りを付けるなどしてテントを飛ばないようにしますが、その他にもやると効果的な対策方法があるので紹介します。
使用時の風速を事前に予測する
そもそも、テントを使用する日時に強風が吹くのであれば、テントの使用を控えなくてはなりません。強風の中、無理にテントを使用すれば、破損や事故につながります。もちろん、保証対象外になります。その為、テントを使用する判断を事前に確認しておくと良いでしょう。
実際に僕がテントを使用する時は、前日と当日にもウェザーニュース(アプリ)で天気と風向き・風速を確認しています。ウェザーニュースはテントを使用する場所の気象をピンポイントで教えてくれるので、詳細な情報がわかります。風速を1時間ごと、3時間ごとにわかるのも嬉しいですね。とても重宝しています。
また、テントを使用できる風速の目安は、こちらの記事で説明しています。風対策方法とセットでご確認ください。
風が強くなってきたらテントを片付ける
対策をしていても急な気候の変化で、突如風が強くなる場合があります。そのような場合は、速やかにテントを片付けてください。この方法が一番効果のある風対策です。
無理して立て続けない事ですね。もし風でテントが動き出した場合は、安全な場所に避難するしかありません。テントに近づくと大変危険です。
また、「テントは簡単に片づけられないでしょ。」っと言う方がいると思いますので、先に答えます。もちろん、組み立て式テントはすぐ片付けるのは無理でが、ワンタッチタープテントを使用していれば、テントを畳むだけなので速やかに片づけられます。その為、利便性や安全対策の上で、元々ワンタッチタープテントを使用していた方がいいでしょう。
ワンタッチタープテントが気になる方は下記の記事で、詳しく説明していますので、是非ご覧ください。
まとめ
それでは、今回の記事「ワンタッチ・イベントテントの風対策」のポイントをまとめます。
・ロープとペグは他の風邪対策グッズと併用して使うと効果抜群
・鋳物タイプぼ重りは、対策方法で一番良いが、持ち運び面では不便
・水タイプの重りは、持ち運びも簡単、場所を問わず使えるので人気
・テントを使用時に、情報収集(風速を確認)をすること
・風が強くなったら無理せず片付ける(ワンタッチタープテントが良い)
が今回伝えたい項目です。
以上が、テントの風対策方法です。上記を参考にしっかり風対策は行って、安心安全で長くテントを使ってもらえると嬉しいです。
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